2019年医療情報技師(医学医療系)の過去問集3

2019年(第17回)医療情報技師試験の医学医療系からの過去問 21~30 を勉強したときの備忘録です。

問21:化学療法が用いられるのはどれか。

  1. 喘息
  2. 糖尿病
  3. 脳梗塞
  4. 心筋梗塞
  5. 急性白血病
メモ


5)化学療法として抗がん剤を使用する


正答:5

問22:血糖値を下げる働きのあるホルモンはどれか。

  1. インスリン
  2. グルカゴン
  3. オキシトシン
  4. コルチゾール
  5. テストステロン
メモ


1)膵臓β細胞から分泌、血糖値を下げる
2)膵臓α細胞から分泌、グリコーゲンの分解を促進し、血糖値を上げる
3)下垂体後葉ホルモン
4)副腎皮質ホルモン、糖代謝により血糖値を上げる
5)男性ホルモン


正答:1

問23:臓器移植の対象でないのはどれか。

  1. 心臓
  2. 腎臓
  3. 膵臓
  4. 脾臓
メモ


※脾臓(ひぞう)とは、胃の外側から裏側にある循環器系内に組み込まれた臓器のこと
老化した赤血球を破壊し、除去する
<移植のできる臓器>
[脳死]
・心臓
・肺
・肝臓
・腎臓
・膵臓
・小腸
・眼球
[心停止]
・腎臓
・膵臓
・眼球


正答:5

問24:動脈血が流れている血管はどれか。

  1. 冠動脈
  2. 冠静脈
  3. 腎静脈
  4. 肺静脈
  5. 下大静脈
メモ


体をめぐった血液は右心房に集まり、右心室、肺動脈を経て肺に送り込まれる。
肺に入って酸素を多く含んだ血液(動脈血)は、肺と左心房をつなぐ4)肺動脈から左心房、左心室に流れ込み
大動脈を介して全身に送られる。


正答:4

問25:抗凝固薬が投与される疾患はどれか。

  1. 痛風
  2. 高血圧症
  3. 心房細動
  4. 脂質異常症
  5. くも膜下出血
メモ


※抗凝固薬
心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞、深部静脈血栓症、肺塞栓(そくせん)症など
血管を詰まらせないようにするため、血液を“さらさらにする薬”
※心房細動
心房が小刻みに震え、規則正しい心房の収縮ができない状態。
このため心房内の血液の流れがよどみ、左心房の壁の一部に血栓が発生、
これが心臓内から動脈に沿って流れて、脳の中の大きな血管を突然閉塞するのが心原性脳塞栓症です。
1)
2)
3)
4)
5)


正答:3

問26:誤っている組み合わせはどれか。

  1. 肝臓 – 消化器系
  2. 血管 – 循環器系
  3. 腎臓 – 泌尿器系
  4. 食道 – 呼吸器系
  5. 副腎 – 内分泌系
メモ


※呼吸器系
外呼吸を行うための器官系
鼻から気管支までの空気の出入りと発声に関する気道と、
空気と血液との間のガス交換の場である肺とがあります
食道は「消化器系」となります
1)
2)
3)
4)
5)


正答:4

問27:尿検査の項目に分類されないのはどれか。

  1. 尿糖
  2. 尿潜血
  3. 尿比重
  4. 尿素窒素
  5. 尿タンパク
メモ


4)尿素窒素とは血液中の尿素に含有される窒素を測定するものであり、
BUNと呼ばれる。腎機能の評価などに用いられ、尿検査ではない。


正答:4

問28:生理機能検査はどれか。

  1. 心電図検査
  2. 生化学的検査
  3. マンモグラフィー
  4. 腫瘍マーカー検査
  5. 末梢血液一般検査
メモ


生理機能検査とは、患者の身体を対象にして計測を行う検査であり、1)心電図検査や呼吸機能検査などがある。
2)生化学的検査
3)画像検査
4)検体検査
5)検体検査


正答:1

問29:耳鼻咽喉科領域の検査はどれか。

  1. 眼底検査
  2. 色覚検査
  3. 呼吸機能検査
  4. 分腎機能検査
  5. 平衡機能検査
メモ


※平衡機能検査
主に難聴、耳鳴り、めまい、ふらつきを感じた方に行う
1)眼科領域
2)眼科領域
3)肺の換気機能を調べる検査
4)左右の腎臓の機能を別々に調べる検査
5)


正答:5

問30:特定生物由来製品の使用記録の保存期間を定めているのはどれか。

  1. 医師法
  2. 医療法
  3. 健康保険法
  4. 医薬品医療機器法
  5. 保険診療機関及び保健医療養担当規則
メモ


※医薬品医療機器法→薬機法
平成26年11月25日の薬事法等の一部を改正する法律の施行により薬事法から薬機法に改められた
1)
2)
3)
4)
5)


正答:4