
2018年(第16回)医療情報技師試験の医学医療系からの過去問 21~30 を勉強したときの備忘録です。
問21:無線LANを使って300Mbyteのファイルをダウンロードするのに用する時間はどれか。ただし、通信規格の最大速度は600Mbps、実行速度は50%とし、エラーはないものとする。
- 0.5秒
- 1秒
- 2秒
- 4秒
- 8秒
300*8/(600*0.50)=8
1)
2)
3)
4)
5)
正答:5
問22:192.168.128.0/23と設定されたネットワークにおいて、割り当て可能な最大ホスト数はどれか。
- 23
- 126
- 254
- 510
- 1022
2^9-2=510
ネットワークアドレスとブロードキャストの2つは使用できない
1)
2)
3)
4)
5)
正答:4
問23:MACアドレスからIPアドレスを確認するプロトコルはどれか。
- ARP
- RIP
- DHCP
- HTTP
- RARP
1)ARP(Address Resolution Protocol)は、RARPの逆の働きをするプロトコルで、IPアドレスから通信相手のMACアドレスを知るためのプロトコルである。
2)RIP(Routing Information Protocol)は、複数のネットワークを経由してデータを送るときに、最短のルートを見つけるプロトコルである
3)ホストのネットワーク設定を自動化する仕組みで用いるプロトコル
4)
5)Reverse Address Resolution Protocolは物理アドレスからIPアドレスを問い合わせるためのプロトコルである
正答:5
問24:NAPTで変換される情報はどれか。
- プロトコルとホスト名
- ホスト名とIPアドレス
- ポート番号とプロトコル
- IPアドレスとポート番号
- MACアドレスとIPアドレス
1)
2)
3)
4)プライベートアドレスとグローバルアドレスを対応付けるための手法の一つ。
NAPTはITアドレスに加えポート番号を組み合わせた変換テーブルを用いることにより1対nの変換を可能にし、
一つのグローバルアドレスに複数のプライベートIPアドレスを持つ端末を接続することが可能になる
5)
正答:4
問25:ネットワークコマンドと機能の組み合わせで正しいのはどれか。
- ipconfig – 端末のネットワーク設定情報を確認
- nslookup – サーバーの接続可否を確認
- ping – サーバー上のログを確認
- telnet – 途中経路を確認
- tracert – ホスト名からIPアドレスを確認
1)Windows OSで自端末のネットワークの設定内容を確認するこまんどである
2)nslookupは、DNSサーバに対して問い合わせを行い、ホスト名とIPアドレスの対応の確認、各種DNSレコードの参照に用いるコマンドである
3)pingは、相手先ホストやネットワーク機器へパケットを送信し、相手先機器の稼働とネットワーク疎通を確認するコマンド
4)telnetは、対象のコンピュータにリモートログインし、ネットワーク経由で遠隔操作や情報参照を行うためのコマンド
5)tracertは、WindowsOSで、相手先のホストに到達するまでに経由するネットワーク機器を順次表示し、ネットワークの途中経路を確認するコマンド
正答:1
問26:サービスとポート番号の組み合わせで誤っているのはどれか
- ssh – 22
- HTTP – 80
- HTTPS – 443
- POP3s – 995
- SMTP – 110
1)
2)
3)
4)
5)25
正答:5
問27:IMAP4について正しいのはどれか
- ホスト名を解決する
- データの暗号化をする
- 電子メールを取り扱う
- ダイアルアップ接続を行う
- コンピュータの時刻を同期する
1)DNS
2)SSL/TSL
3)電子メールの受信を行うプロトコル
4)PPP
5)NTP
正答:3
問28:IPv6のアドレス長はどれか
- 24ビット
- 32ビット
- 48ビット
- 64ビット
- 128ビット
IPv4が32ビットのIPアドレスを使用するのに対し、IPv6は128ビットのIPアドレスを使用する。このため、IPv6はIPv4と比べて非常に大きなIPアドレス空間を持っている。
1)
2)
3)
4)
5)
参考文献サイト】https://ja.wikipedia.org/wiki/IPv6%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
正答:5
問29:IEEE802.11acで使用可能な周波数帯と最大通信速度の組み合わせで正しいのはどれか
- 5GHz帯のみ - 54Mbps
- 5GHz帯のみ - 6.9Gbps
- 2.4GHz帯のみ - 54Mbps
- 2.4GHz帯および5GHz帯 - 6.9Gbps
- 2.4GHz帯および5GHz帯 - 600Mbps
IEEE 802.11acはギガビットスループットをIEEE 802.11aやIEEE 802.11nと同じ5 GHz帯で提供することが規定されている。2.4 GHzは利用しない。最大伝送速度は、Wave2(第2世代)で6.9 Gbps(160 MHzチャネルボンディング、8ストリーム時)となる
1)
2)
3)
4)
5)
参考文献サイト】https://ja.wikipedia.org/wiki/IEEE_802.11#IEEE_802.11ac_(Wi-Fi_5)
正答:2
問30:情報セキュリティ対策において、防犯カメラの設置が該当するのはどれか
- 人的安全対策
- 技術的安全対策
- 組織的安全管理対策
- 物理的安全対策
- 予防的安全対策
物理的安全管理措置とは、入退館(室)の管理、個人データの盗難の防止等の措置をいう。物理的安全管理措置には以下の事項が含まれる。
①入退館(室)管理の実施 ②盗難等に対する対策 ③機器・装置等の物理的な保護
1)
2)
3)
4)
5)
参考文献サイト】https://www.lrm.jp/iso27001/blog/security/8321/
正答:4
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