2016年医療情報技師(情報処理技術系)の過去問集4

2016年(第14回)医療情報技師試験の情報処理技術系からの過去問 31~40を勉強したときの備忘録です。

個人的な解釈でメモを付けています。誤りがある可能性があります。

問31:プライベートIPアドレスを持つ端末からインターネット接続するために必要な技術はどれか。

  1. CIDR
  2. ICMP
  3. IMAP
  4. NAPT
  5. POP
解説

NAPT(Network Address Port Translation)
インターネット接続をするためには、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに紐づけする必要がある。
  

解答:4

問32:10MBのデータを10Mbpsの回線で転送するための最短所要時間はどれか。

  1. 1秒
  2. 4秒
  3. 8秒
  4. 16秒
  5. 32秒
解説


1Byte=8bit なので、 10MB は 80Mbit。
10Mbps は、1秒あたり10Mbit のこと。 = 10Mbit/秒
以上より、
80Mbit ÷ 10Mbps(10Mbit/秒) = 8秒
  

解答:3

問33:DNSについて正しいのはどれか。

  1. ポートを変換する。
  2. ホスト名を解析する。
  3. 通信の経路制御を行う。
  4. 電子メールを配送する。
  5. 正確な時刻情報を提供する
解説


1)
2)
3)
4)
5)
  

解答:2

問34:無線LANで用いられるローミングについて正しいのはどれか。

  1. 気象レーダー等の影響を受けること
  2. アクセスポイント間の電波干渉を防ぐこと
  3. 接続先のアクセスポイントを識別すること
  4. 接続先のアクセスポイントを切り替えること
  5. アクセスポイントが接続の可否を判断すること
解説


1)
2)
3)
4)
5)
  

解答:4

問35:伝送速度(理論値)が最大の無線LANの規格はどれか。

  1. IEEE802.11a
  2. IEEE802.11b
  3. IEEE802.11g
  4. IEEE802.11n
  5. IEEE802.11ac
解説


1)
2)
3)
4)
5)
【参考文献サイト】
フレッツ「Q. IEEE802.「11a」・「11b」・「11g」・「11n」・「11ac」って何? 」
  

解答:5

問36:情報セキュリティの3要素(CIA)に含まれるのはどれか。

  1. 可用性
  2. 真正性
  3. 信頼性
  4. 脆弱性
  5. 責任追跡性
解説


情報セキュリティの3要素(CIA)は、
機密性(Confidentiality)
完全性(Integrity)
可用性(Availability)
  

解答:1

問37:標的型攻撃メールへの対策として適切なのはどれか。

  1. 不審メールの添付ファイルは開かない。
  2. メールの添付ファイルを実行して確認する。
  3. メール中に記載されたリンクをクリックする。
  4. メール受信時のウイルスチェックを行わない。
  5. 不審なメールは周知のためにそのまま転送する
解説

解答:1

問38:拠点間を接続したネットワークにおいて、ネットワーク層でデータを保護している技術はどれか。

  1. IPsec
  2. LAN
  3. L2TP
  4. SSL
  5. WAL
解説


<セキュリティ関連の技術とOSI参照モデルの対応>
アプリケーション層 <SSH
プレゼンテーション層
セッション層
(セッション層とトランスポート層の間) <SSL/TLS
トランスポート層
ネットワーク層 <IPsec:Security Architecture for Internet Protocol
データリンク層 <(L2TP:Layer 2 Tunneling Protocol:L2TP自体は暗号化を提供しておらず、IPsec等と組み合わせて使用される)
物理層
  

解答:1

問39:大量のリクエストによりサーバーのサービスや機能を低下、停止させる攻撃はどれか。

  1. 辞書攻撃
  2. DDoS攻撃
  3. ポートスキャン攻撃
  4. ブルートフォース攻撃
  5. SQLインジェクション攻撃
解説


1)
2)
3)
4)総当たり攻撃:暗号やパスワードの解読のために手当たり次第に繰り返す攻撃
5)
  

解答:2

問40:ファイアウォールにより、外部ネットワークと内部ネットワークのどちらからも隔離された区域はどれか。

  1. DMA
  2. DMZ
  3. IDS
  4. IPS
  5. WAF
解説

解答:2