
2018年(第16回)医療情報技師試験の医学医療系からの過去問 1~10 を勉強したときの備忘録です。
問1:通常、カラー動画像として記録される検査はどれか。
- 心電図検査
- 心臓CT検査
- 心臓MRI検査
- 心臓超音波検査
- 心臓カテーテル検査
メモ
1)
2)
3)
4)
5)
正答:4
問2:診療情報の一次利用にあたるのはどれか。2つ選べ
- 病院経営
- 診療報酬請求
- 感染症の流行予測
- 診断や治療方針の決定
- 外来受診患者数の把握
メモ
1)
2)
3)
4)
5)
正答:2,4
問3:本人の同意なく情報提供が可能なのはどれか。
- 高齢入院患者の病状に関する弟からの問い合わせ
- 乳幼児患者の検査結果に関する母親からの問い合わせ
- 長期欠席児童の病状に関する担任教員からの問い合わせ
- 裁判で係争中の患者の病状に関する証人からの問い合わせ
- 企業の従業員の健康診断結果に関する健康保険組合からの問い合わせ
メモ
正答:2
問04:個人情報取扱事業者の「個人データ」に関する安全管理措置義務で技術的安全対策はどれか
- 組織体制の整備
- 入退館の管理
- 担当者の監督と教育
- 管理規程に基づく運用
- アクセス者の識別と認証
メモ
1)
2)
3)
4)
5)
正答:5
問05:PHRの説明で適切でないのはどれか
- 法的記録ではない
- 保険者が管理する
- 記載内容に制約はない
- 個人がコントロール権を有する
- 生まれてから亡くなるまでの情報を含み得る
メモ
PHR(Personal Health Record)は、個人の医療情報を本人が管理するものである
1)
2)
3)
4)
5)
正答:2
問06:厚生労働省の通知「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」について)」
- SNS
- 電子メール
- テレビ会議システム
- スマートフォンによるビデオチャット
- 病院ホームページの掲示板(BBS)
メモ
1)
2)
3)
4)
5)個人の特定が困難であり、個人情報の保護もできない
正答:5
問07:調剤薬局における運用で誤っているのはどれか。
- 処方内容を電子版お薬手帳に記録した
- 指示に基づき薬効の異なる錠剤を一包化した
- 処方内容に不明な点があったため疑義照会した
- 服薬指導した旨をレセプトコンピュータに入力した
- FAXで送られてきた処方箋のみで薬剤を患者に手渡した
メモ
1)
2)
3)
4)
5)FAXにより処方の準備を行うことは問題ないが、患者に処方薬を渡す際には原本との引き換えで行う必要がある
正答:5
問08:介護保険において、市町村が地域支援事業で提供すべき情報はどれか。2つ選べ。
- 介護施設の財務諸表
- 介護サービスの外部評価
- 福祉サービスの第三者評価
- 地域の医療・介護施設の情報
- 医療・介護関係者の情報共有の支援内容
メモ
1)
2)、3)も1)と同様に、市町村が外部評価、第三者評価にかかわっていない限り、直接提供できる情報ではない
4)
5)
正答:4,5
問09:特定健診の電子的なデータ標準形式で利用されているのはどれか
- MFER
- DICOM
- ICD10
- JLAC10
- ICD9-CM
メモ
1)心電図や脳波などの波形情報の標準フォーマットであるが、特定健診の心電図検査結果は所見のみの報告であり、単なる文字列で表記される
2)同じく所見のみ文字列での報告である
3)、5)問診は服薬の有無のみ、「医師の診断」は文字列でコード化されていないので、疾病分類コードであるICD10も手術および処置コードであるICD9-CMも利用されていない
4)検体検査結果についてはJLAC1017桁コードが用いられている
正答:4
問10:地域医療連携情報システムを構築する際に検討する必要性が低いのはどれか
- 患者の名寄せの方法
- 保険者への費用請求
- 患者の同意を得る方法
- メンテナンスの運用方法
- ネットワークセキュリティ
メモ
1)
2)地域医療連携情報システムを使用する費用を保険者に請求することはない
3)
4)
5)
正答:2
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