2017年医療情報技師(医学医療系)の過去問集5

2017年(第15回)医療情報技師試験の医学医療系からの過去問 41~50 を勉強したときの備忘録です。

問41:看護記録の保管を義務付けているものはどれか。

  1. 医師法
  2. 健康増進法
  3. 医療法施行規則
  4. 保健師助産師看護師法
  5. 看護師の人材確保の促進に関する法律
メモ


1)
2)
3)
4)
5)
  

正答:3

問42:人を対象とする医学系研究において配慮すべき点でないものはどれか。

  1. 倫理審査を受けること
  2. 研究の必要性を十分説明すること
  3. プライバシーに十分配慮すること
  4. 研究者が医師の資格を有していること
  5. 被験者へのインフォームドコンセントを実施すること
メモ


1)
2)
3)
4)
5)
  

正答:4

問43:「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」において「侵襲」として扱われないものはどれか。

  1. 切開
  2. 穿刺
  3. 放射線照射
  4. 治療のための投薬
  5. 造影剤を用いたMRI検査
メモ


1)
2)
3)
4)
5)
  

正答:4

問44:コホート研究について誤っているものはどれか。

  1. 介入研究である。
  2. 前向き研究がある。
  3. 後ろ向き研究がある。
  4. 一定期間追跡調査する。
  5. 固定集団を観察対象とする。
メモ


1)コホート研究とは要因と疾病発生の関連を調べる観察的研究のことで、実験的な介入は行わない
2)
3)
4)
5)
  

正答:1

問45:有病割合が10%の母集団Aと有病割合が20%の母集団Bに対して、感度と特異度がどちらも90%の検査を実施した。正しいものはどれか。

  1. 陽性的中率も陰性的中率もAの方が高い。
  2. 陽性的中率も陰性的中率もBの方が高い。
  3. 陽性的中率も陰性的中率もAとBは等しくなる。
  4. 陽性的中率はAの方が高く、陰性的中率はBの方が高い。
  5. 陽性的中率はBの方が高く、陰性的中率はAの方が高い。
メモ


1)
2)
3)
4)
5)
  

正答:5

問46:順序尺度のデータの場合に使用しても差し支えない統計量はどれか。2つ選択。

  1. 分散
  2. 最頻値
  3. 中央値
  4. 平均値
  5. 標準偏差
メモ


1)
2)
3)
4)
5)
  

正答:2,3

問47:年齢層が幅広く、分布が非対称である場合、年齢分布の要約統計量として最も適切なものはどれか。

  1. 中央値と範囲
  2. 平均値と範囲
  3. 最頻値と変動係数
  4. 中央値と標準偏差
  5. 平均値と標準偏差
メモ


要約統計量では代表値とバラツキの指標の2つを組み合わせて示す必要がある。
・分布が対称の場合…代表値は平均値、バラツキの指標は分散と標準偏差
・分布が非対称の場合…代表値は中央値、バラツキの指標は四分位範囲と範囲
1)正解
2)組み合わせが不適切
3)変動係数は相対的なバラツキの指標
4)組み合わせが不適切
5)組み合わせは正しいが分布が対称の場合に用いるもの
  

正答:1

※実際の問題には図があります。:1)四分位範囲は15である。

  1. 四分位範囲は15である。
  2. 平均値と中央値は等しい。
  3. 左右対称に分布するデータである。
  4. 10から50の範囲に含まれるデータ数は約50%である。
  5. 平均値±1×標準偏差の範囲に95%以上のデータが含まれる。
メモ


1)箱の長さを四分位範囲という。
2)
3)
4)
5)
  

正答:1

問49:次の5つの値の中央値が2のとき、[ ]に当てはまる数値はどれか。

  1. -6
  2. -2
  3. 0
  4. 1
  5. 7
メモ

5つならべた中の真ん中の数値が中央値。2が中央値となるには-8,-5,2の後に2つ数値が必要。1つは4なので、3以上の数値
1)
2)
3)
4)
5)
  

正答:5

問50:「がん登録等の推進に関する法律」について誤っているものはどれか。

  1. がんに係る調査研究に活用する。
  2. 収集する情報に個人情報は含まれない。
  3. がんの診療に関する詳細な情報の収集を図る。
  4. 各都道府県の登録室へがん患者の罹患情報を届け出る。
  5. 罹患、診療、転帰等の状況をできる限り正確に把握する。
メモ


1)
2)
3)
4)
5)


正答:2