2017年医療情報技師(医学医療系)の過去問集2

2017年(第15回)医療情報技師試験の医学医療系からの過去問 11~20 を勉強したときの備忘録です。

問11:誤っているものはどれか。2つマーク。

  1. 看護師は業務独占である。
  2. 保健師は業務独占である。
  3. 准看護師は国家資格である。
  4. 助産師は女性に限定された職種である。
  5. 看護師の人材確保の促進に関する法律に看護職員の定義がある。
メモ


1)
2)名称独占ではあるが、業務独占ではない
保健師のお仕事 看護師が主に病気の治療をサポートするのに対して、保健師は地域に住む住民の保健指導や健康管理をおこなうことが主な仕事です。 地域の保健所や市役所で働く「行政保健師」、企業の医務室や健康相談室で働く「産業保健師」、そして、小学校や中学校などで働く「学校保健師」などがあります。
3)各都道府県知事が認定する公的資格
4)
5)
参考文献サイト】
看護医療受験対策協会
  

正答:2,3

問12:わが国のメタボリックシンドロームの判定に用いられないものはどれか。

  1. 血圧
  2. 脂質
  3. 体重
  4. 腹囲
  5. 血糖値
メモ

正答:3

問13:公共の場における受動喫煙の防止を規定している法律はどれか。

  1. 医師法
  2. 医療法
  3. 健康増進法
  4. 健康保険法
  5. 社会福祉法
メモ


健康増進法第25条に規定されている。
  

正答:3

問14:医療の質に関する評価指標として適切でないのはどれか。

  1. 外来患者数
  2. 患者満足度
  3. 手術後死亡率
  4. 褥瘡発症患者数
  5. ヒヤリハット件数
メモ


1)
2)
3)
4)
5)
  

正答:1

問15:院内感染予防を目的に組織横断的に活動しているチームを指すのはどれか。

  1. ICT
  2. NST
  3. RCT
  4. DMAT
  5. MRSA
メモ


1)院内感染予防(Infection Contorl Team)
2)栄養サポートチーム(Nutrition Support Team)
3)ランダム化比較試験(Randomized Controlled Trial)
4)災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)
5)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-resistant Staphylococcus Aureus)
  

正答:1

1)質問紙法:2)4M4E分析

  1. 質問紙法
  2. 4M4E分析
  3. SHELモデル
  4. 根本的原因分析
  5. インシデントレポート
メモ


1)必要な資料を得るために、調査事項をあらかじめ質問の形で記載した用紙を調査対象に配布して、回答を集計・分析する方法。 面接によるもの、郵送によるもの、電話によるもの、集団的に回答を記入させるものなどがある。 調査票法。
2)「4M4E」とは、事故の具体的要因と対応策をマトリックス表にし、まず事故の具体的な要因を記した後、教育、技術、強化・徹底、模範・事例の面から対応策を記すものです。 マトリックス表により、4つの「M」で事故要因を分析し、4つの「E」で対策を立てることで、原因と対策をより明確にすることができます。
3)シェルモデルはヒトを中心におき要因を周囲に配置し図式化、視覚的に事象を把 握しつつ、各々の相互関係から事故発生に影響を与えた要因を整理できるとされ ています。
4)根本原因分析(RCA)とは、問題の原因を特定し、対策を講じて再発を防止できるようにするためのプロセスを指します。 RCAの前提には、症状だけでなく、その根底にある原因に対処すれば、問題をより効果的に解決できるという考え方があります。
5)
  

正答:1

問17:医薬品医療機器等法で高度管理医療機器に分類されるものはどれか。

  1. 心電計
  2. 人工呼吸器
  3. ネブライザー
  4. 手術用照明器
  5. 電子式血圧計
メモ

正答:2

5)問診:

  1. 視診
  2. 触診
  3. 打診
  4. 聴診
  5. 問診
メモ


2012年問39と同内容。
  

正答:5

問19:入院診療計画書について誤っているものはどれか。

  1. 患者に渡す必要はない。
  2. 多職種が共同して作成する。
  3. 推定される入院期間を記載する。
  4. 主治医以外の担当者名も記載する。
  5. 緊急入院の場合でも作成が必要である。
メモ


1)患者説明・署名が必要
2)
3)
4)
5)
  

正答:1

問20:クリニカルパスの説明として誤っているものはどれか。

  1. 医療経営の効率化を図るうえで有用である。
  2. 診療所や病院が連携するうえで有用である。
  3. 医師独自の治療方針や検査計画の立案が可能となる。
  4. 診療情報を医療スタッフ間で共有することができる。
  5. 患者に治療過程を明示することによって安心感を与えることができる。
メモ

クリニカルパスは日本クリニカルパス学会により
「患者状態と診療行為の目標、および評価・記録を含む標準診療計画であり、標準からの偏位を分析することで医療の質を
改善する手法」と定義されている。
1)
2)
3)医師独自の治療方針や検査計画は医療チームの標準診療とは言えない。
4)
5)
  

正答:3