
2016年(第14回)医療情報技師試験の医学医療系からの過去問 21~30 を勉強したときの備忘録です。
個人的な解釈でメモを付けています。誤りがある可能性があります。
問21:下肢の骨でないのはどれか。
- 脛骨
- 橈骨
- 腓骨
- 膝蓋骨
- 大腿骨
1)
2)
3)
4)
5)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%88%E9%AA%A8
解答:2
問22:以下の組み合わせで関連がないのはどれか。
- 痛風 - 尿酸
- 肺炎 - 細菌
- 脳出血 - 高血圧
- 狭心症 - 動脈硬化
- 関節リュウマチ - ウイルス
1)痛風は、高尿酸血症による尿酸結晶の沈着によって起こる疾患である。
2)肺炎は、肺の炎症性疾患の総称で、炎症を引き起こす原因は、細菌、ウィルス、マイコプラズマ、クラミジア、真菌、寄生虫などさまざまである。
3)脳出血は高血圧が危険因子となって起こる疾患である。
4)狭心症は、冠動脈の動脈硬化による搾取が主要因となって起こる疾患である。
5)関節リウマチは、ウィルスが原因の疾患ではなく、代表的な膠原病(炎症性自己免疫性疾患)のひとつである。
解答:5
問23:静脈血が流れていないのはどれか。
- 腎静脈
- 肺静脈
- 脾静脈
- 膝窩静脈
- 内頸静脈
一般的に静脈とは、臓器から排出された二酸化炭素を多く含む血液を心臓に戻すための血管系のことである。
1)
2)ただし、肺動脈のみ他の静脈と異なり、肺で酸素を補給された血液(動脈血)を左心房に戻す血管となっている。
3)
4)
5)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%BA%E9%9D%99%E8%84%88
解答:2
問24:冠動脈疾患はどれか。
- 狭心症
- 腎不全
- 脳梗塞
- 急性膵炎
- 肺血栓塞栓症
1)狭心症は、冠動脈の動脈硬化による狭窄が主要因の疾患である。
2)腎不全は、腎機能が正常時の30%以下になった状態である。
3)脳梗塞は、脳動脈の閉塞または狭窄により脳虚血をきたし、脳組織が酸素または栄養の不足によって壊死した状態をいう。
4)急性膵炎は膵液に含まれる消化酵素が膵臓自体を消化し、浮腫、出血、壊死などの急性炎症を呈したものである。
5)肺血栓塞栓症は、肺動脈に血液の塊が詰まり、肺動脈の流れが悪くなったり、閉塞してしまう疾患である。
http://www.medtronic.co.jp/your-health/coronary-artery-disease/
解答:1
問25:以下の組み合わせで誤っているのはどれか。
- 黄疸 - 肝臓
- 尿崩症 - 膀胱
- 回転性めまい - 内耳
- 白内障 - 水晶体
- 起立性低血圧 - 自律神経
1)黄疸は、肝臓障害でビリルビン濃度が上昇し、全身の皮膚や粘膜に過剰沈着して生じる。
2)膀胱ではなく腎臓
3)回転性めまいは、内耳で自分の周囲や景色がぐるぐる回るように誤認され生じる。
4)白内障は目の水晶体が白濁して生じる。
5)起立性低血圧は、睡眠不足やストレスなどによる自律神経異常で生じる。
https://welq.jp/4390
解答:2
問26:糖尿病診療として行われないのはどれか。
- 運動療法
- 眼底検査
- 食事指導
- 胃内視鏡検査
- インスリン療法
1)
2)
3)
4)胃内視鏡検査は、糖尿病の直接的な診療として行われない。
5)
解答:4
問27:屈折異常でないのはどれか。
- 遠視
- 近視
- 斜視
- 乱視
- 白内障
1)
2)
3)斜視は、外眼筋の障害などによる眼位異常であり、屈折異常ではない。
4)
5)白内障は、眼の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気で、焦点調節機能の異常ではない。なお、水晶体を眼内レンズに置換する白内障治療が行われる。
https://kotobank.jp/word/%E5%B1%88%E6%8A%98%E7%95%B0%E5%B8%B8-55561//&blanklink(){}
解答:3,5
問28:感染症はどれか。
- 喘息
- 腎盂腎炎
- 関節リウマチ
- 慢性甲状腺炎
- 全身性エリテマトーデス
1)喘息は、アレルギー的機序が関与した疾患で、気管支の攣縮(狭窄)に伴う呼吸困難や低酸素血症を起こす。
2)腎盂腎炎は、主に大腸菌による下部尿路からの逆行性細菌感染症である。
3)、4)、5)は自己免疫性疾患
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%8E%E7%9B%82%E8%85%8E%E7%82%8E
解答:2
問29:処方する際に医師免許以外の免許が必要なのはどれか。
- 劇薬
- 毒薬
- 麻薬
- 向精神薬
- 生物由来製剤
1)
2)
3)麻薬施用者免許が必要
4)
5)
解答:3
問30:内服薬に分類されないのはどれか。
- 液剤
- 散剤
- 錠剤
- 顆粒剤
- 吸入剤
1)
2)
3)
4)
5)吸入剤は、液状または粉末状の薬剤をスプレー方式や専用の機材で口の中に噴霧し、同時に息を吸い込んで、気管支に直接薬剤を散布するもので、気管支喘息などで用いられる。点眼・点鼻薬、軟膏、貼付薬、肛門から挿入する坐剤、トローチなどと同様に外用薬に分類される。
http://www.skincare-univ.com/article/015009/
解答:5